2016/06/06[mon] update

ここが聞きたい!【介護のホンネ】

Q.看取りってツラくないの?
看取りには覚悟が必要な分、ご家族の感謝が胸に響きます。

株式会社ほくおうサービス『グループホーム ほくおう風』
管理者/太田奈未さん
Q.看護師志望から介護の世界へ、なぜ?
高校生のころ、病院で看護体験の授業を受けました。私はご年配の入浴介助を担当しましたが、いくらお声がけしてもリアクションが薄くて…。でも、最後に病室へ連れて行った時に「今日はありがとう」と満面の笑みを見せてくれたんです。その笑顔が心に響き、看護師志望から一転、介護職を目指しました。

Q.看取りってツラくないの?
確かに看取りは心にズッシリと重くのしかかってきます。利用者様と毎日のように接していると身内の一員になったような気持ちになるので、最期の瞬間と向き合うには覚悟が必要。ただ、悔いが残らないように過ごしてもらおうと気が引き締まりますし、ご家族からの深い「ありがとうございました」の言葉をいただけると、この仕事をやっていて本当に良かったと思えます。

Q.介護職に欠かせない「気持ち」って?
体の介助や一人ひとりに合ったケアの手法は、経験を積み重ねると身についていくものです。この仕事に最も大切なことは、人生経験豊かなご年配を敬う気持ちではないでしょうか。それと、職員の雰囲気が暗いと利用者様にも伝わってしまいますので、私の場合はスタッフに積極的に声がけしたり、助けてくれたお礼をきちんと言葉にしたり、コミュニケーションをとって業務をスムーズに進められるように心がけています。

Q.今の職場環境はズバリどう?
介護業界は企業や施設によって待遇も人間関係もマチマチ。当社の場合は産休・育休が利用でき、つい最近私も育休から復帰したばかりです。中には保育所を併設している施設もあるので、福利厚生はかなり整っているほうだと思います。それに提携の医療機関としっかり連携が図れていたり、多彩な施設の管理者にアドバイスをもらえたり、仕事の面で助かることも多いですね。介護業界を目指す方は、事前に職場環境を徹底的にリサーチするのが賢いかも(笑)。

株式会社ほくおうサービス グループホーム ほくおう風

札幌市東区北37条東15丁目1-24
TEL.011-733-5555
http://www.hokuoservice.jp/

Q.体力的にハードじゃない?
利用者様の変わっていく姿に、疲れも吹っ飛んじゃいます。

社会福祉法人北海道ハピニス 『障がい者支援施設 グリンハイム』
スタッフ/田岡洋平さん
Q.未経験からの転職。家族の反対は?
前職は旅行会社の営業職兼ツアーコンダクター。障がい者の方が参加するツアーに添乗する機会もあり、もっと細やかなケアをしてみたいと介護業界に興味を抱きました。とはいえ転職を志したのは34歳。子どももいる上、未経験からのスタートですから、当初は妻も不安だったようです。ただ、今は添乗で何日も家を空けることもなくなり、ノルマからも開放されました。生き生きと働いている僕の表情に家族も安心していますよ。

Q.先輩の教え方って厳しくないの?
初めのうちは先輩がマンツーマンで指導してくれます。利用者様に安心してもらうためにも指導は厳しく行われ、抱き起こし方や入浴介助の方法を間違った時は叱られることも。けれど、介護内容の『見極め』と呼ばれる試験に合格して一人だちするまでは付きっきりでサポートしてくれますし、休憩中は和やかに談笑するなどメリハリのある教え方ですね。

Q.体力的にハードじゃない?
余裕です…というとウソになりますね(笑)。利用者様を抱えたり、ケガをしないように支えたりするのは体力も神経も使います。だけど、家族のように接して暮らしをフォローすることで、例えばお皿を持つのも難しかった方が改善することもあるんです。利用者様の変わっていく姿を見ると、疲れも吹っ飛んじゃいます。ちなみに、当施設は夜勤が22時45分から翌7時45分と介護業界では短いほうです。

Q.昇格って…できるもの?
もちろん。当施設の場合、正職員の上には主任やリーダーの候補ともなる『キャリア正職員』というポジションがあります。昇格するためには介護福祉士や社内の試験に合格しなければならないので、今は介護福祉士の資格取得に必須とされている介護職員実務者研修の勉強中。僕はまだ介護の経験が浅いので、正しいケアの手法を現場で応用するためにも知識を吸収するのは成長につながる近道だと思います。

社会福祉法人北海道ハピニス 障がい者支援施設 グリンハイム

札幌市南区石山933-3
TEL.011-591-5211
http://hapinisu.com/

Q.仕事とお給料のバランスは?
利用者様との会話は楽しく、お給料にも満足してます。

水野工業株式会社 『機能訓練専門デイサービス きたえるーむ小樽稲穂』
介護職員/米山 徹さん
Q.あえて介護の世界で働こうと思った理由は?
高校時代はバスケットボールに打ち込み、スポーツの専門学校に進学しました。授業で福祉について学ぶ機会があり、また母がデイサービスで働いていることもあって、介護業界に興味を持つようになったんです。決め手になったのはこの会社での職場実習。利用者様が明るくニコニコと運動を楽しんでいる姿を目にして、ここで働きたいと思うようになりました。

Q.「介護は大変」とよく耳にしますが、実際は?
運動時の介助方法やストレッチのやり方、書類の書き方など、仕事を覚えるまでは多少苦労しましたが、特に〝介護だから大変〟と感じたことはありません。利用者様は元気な方がほとんどですし、いろいろなお話を聞けるのも楽しいです。「ストレッチが気持ちよかったよ」「ありがとう」なんて声をかけられるとやりがいも感じます。

Q.ズバリ、仕事とお給料のバランス、どうですか?
給料には満足しています。他と比べたわけではありませんが、しっかり頂いてるほうかなって(笑)。仕事は基本的に夕方で終わりますし、土曜日は半休で日曜日はお休みなので、プライベートな時間も確保できます。先輩上司も優しい方ばかりで、みんなでご飯を食べに行く機会も多いんです。ここで働いてよかったと思える環境です。

Q.将来のイメージって?
入社から1年が経ちますが、まだ自分では出来ない仕事もあるので、それらを身につけることが第一。この会社では資格取得をバックアップしてくれるので、実務者研修を取得することも目標です。僕は最初からこの業界を志望していたわけではありませんが、実際に働いてみたことで介護への興味がさらに増し、いつかは他の施設にもチャレンジしてみたいという気持ちも芽生えています。ここから一歩一歩スキルアップを目指していきたいと思っています。

水野工業株式会社 機能訓練専門デイサービス きたえるーむ 小樽稲穂

小樽市稲穂4丁目13-9
TEL.0134-64-1500
http://mizu-k.jp/
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