2018/06/04[mon] update

転職ストーリー【ヴィラフローラ南円山/下山さん】

札幌円山の豊かな自然のほとりにたたずむ介護付有料老人ホーム「ヴィラフローラ南円山」。介護課主任の下山祐市さんは、バリバリの営業職から40歳にして介護業界に飛び込んだ異色の経歴の持ち主。その転職ストーリーを聞かせてもらいました。

入居者様の満面の笑みは、
何にも代え難い喜びです。

介護課 主任/下山祐市さん
高校卒業後、20年近く営業マンを続ける。40歳で介護職に転身し、いくつかの介護施設を経験。現在はヴィラフローラ南円山の介護主任。

モノを売ること自体が
難しくなってきた時代に。

下山さんが最初に勤めたのはガス器具メーカー。高校卒業後、まずは社会に出て働かなければと何気なく選んだ職場でした。
「仕事はガス器具の代理店を回るルート営業。11年ほど働きましたが、規模縮小に伴って、会社の体制も部門も何もかも変わってしまい…」
転職を考えていたところ、同じ会社の先輩から携帯電話の販売代理店を立ち上げようと誘われ、会社の設立に参加しました。
「最初のうちは携帯電話の販売がメインでしたが、潜在ニーズが見込まれる関連グッズに舵を切りました。デコレーションのワゴンショップを展開したり、顔を立体成型してストラップにする機械を開発したり、商売としては上々だったと思います」
ところが、時の不景気からモノを売ること自体が難しい時代がやってきます。
「なので、39歳のころに機械や権利を譲渡し、会社を解散する形をとりました。折しもハローワークの基金訓練でヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)が無料で取得できると知り、漠然と挑戦してみることにしたんです」

流れ作業ではなく、
「生活の場」を作りたい。

ヘルパー2級の勉強中、叔母が病気を患い、自宅療養することに。お見舞いに行った際、叔父が介護する姿を見て「自分の道はコレだ」と直感したと笑います。
「介護はいずれ身内や自分に必要となりますし、高齢化からニーズが高まる仕事だと思ったんです。ただ、転職には苦労しました。何せ当時は40歳の未経験でしたから(笑)」
営業職時代にお世話になった方から紹介を受け、どうにか介護施設に転職できた下山さん。1年半ほど働き、介護の手法やスキルを学びましたが、待遇と労働環境が良いとはいえず次の職場へと移りました。
「医療法人グループのサービス付高齢者住宅や病院の介護を経験しました。その中で感じたのが、自分は流れ作業ではなくレクリエーションや暮らしの楽しみを提案する『生活の場』を作りたいということ」
そんな思いからヴィラフローラ南円山に転職したのが4年ほど前。待遇面に納得ができ、理想の介護を届けられるという期待以外にもこんな決め手がありました。
「当施設では入居者様のお部屋の掃除とお風呂の介助は専門スタッフが担当します。その作業の分空いた自分の時間を一人ひとりの介護に当てられるところも魅力でした」

数字を追いかける日々より、
気持ちはずっとラクに。

営業職から介護職。全く異なる仕事に就くに当たり、苦労はなかったのでしょうか。
「よく排せつ介助が大変とイメージされますが、自分にとって抵抗はゼロ。それよりも、入居者様が食べてくれない時に、どうやって口を開けてもらうかといった工夫を施すことのほうがハードルが高いんですよね。日ごろの様子をよく見て、ベストな接し方を見つけるしかありません」
以前よりも体力は使うようになりましたが、数字を追いかける日々に比べて気持ちはラクになったとか。「正直、営業時代より収入は下がりました。だけど…」。だけど? 言葉の続きを待っていると、下山さんはこう締めくくりました。
「例えば入居者様の相談に対し、お茶を飲みながら話しましょうと手を差し伸べると満面の笑みが返ってくる。その満足感は何にも代え難いんです!」

下山さんの仕事履歴

18歳/高校卒業後、ガス器具メーカーの営業職に。
29歳/会社の仲間と携帯電話販売代理店を設立。
39歳/ヘルパー2級の取得にチャレンジ。
40歳/叔父が叔母を介護する姿を見て介護業界へ。【TURNING POINT!】
42歳/ヴィラフローラ南円山に転職。
46歳/介護課主任にステップアップ。

先輩からのメッセージ

下山さんは介護業界の経験こそ多いとはいえないものの、入居者様への優しい対応が人一倍強く感じられる働きぶり。常に相手本意の考え方と接し方を実践できるのは、営業職として人と深くかかわってきた経験が生きているからでしょう。それに、スタッフのムードメーカーであり、リーダーシップもバツグン。その指導力も高く評価されて、4月に主任に昇格しました。
副施設長/酒井秀和さん

ヴィラフローラ南円山

札幌市中央区南8条西26丁目1-1
TEL.011-562-7272
http://www.villa-f.com/
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