2018/06/25[mon] update

転職ストーリー【らーめん巌窟王/藤原さん】

国内外の観光客はもちろん、地元のファンも通う人気店「らーめん巌窟王 すすきの店」。野菜をラードで豪快に炒めた香ばしさと丁寧に仕込むスープがおいしさの秘訣です。今回は同じラーメン業界から転職を果たした店長の藤原大樹さんにインタビュー。

チェーン店でありながら、
自分の色を出せるのが魅力!

店長/藤原大樹さん
札幌市出身の29歳。ラーメンの食べ歩きが高じてラーメン店に就職。現在は転職して2店舗目。店長として部下をまとめる。

「ラーメンが好き」
という気持ちを原動力に。

「思い返せば、高校時代からアルバイト経験はすべて飲食店です」
藤原さんはかつてを振り返ってそう切り出しました。飲食業界の仕事には漠然と楽しさを感じていたとはいえ、調理専門学校に進むほどではなかったとか。高校卒業後は四年制大学の経済学部に入学しました。
「ただ、将来の道筋をキチンと立てて選んだ進路ではありません。卒業後はアルバイト先の宅配ピザ店でそのまま働き、1年ほどはいわゆるフリーター状態」
そろそろ就職しなければならないと悩んでいる間に、藤原さんがたどり着いた答えはラーメン店への就職。食べ歩きを趣味とするほど大好きなことから、作り手としてチャレンジしようと思うようになりました。最初に勤めたのはチェーン系のラーメン店です。
「ただラーメンが好きだからという思いだけで飛び込みましたが、自分の見通しが甘かったかもしれません(苦笑)。昼前に出勤して仕込みを始め、休憩はあるものの帰りは夜中の3時くらい。体力的につらくなってしまい…」

手作りの難しさは、
ラーメン作りの面白み。

藤原さんは結局のところ約1年で以前のラーメン店を退社。また飲食業界で働くか、まったく別の仕事に就くか頭を悩ませていました。
「そんな時、らーめん巌窟王本店で食事をしていたら、たまたま居合わせたのが社長。実は息子さんが知り合いだったこともあり、僕のラーメン好きの噂を聞いていたみたいなんです。あいさつを交わしたところ、『ウチで働けば?』と半ばゴリ押しのように働くことになりました(笑)」
らーめん巌窟王は前職と同じチェーンの形態。けれど、マニュアル通りというよりも、一人ひとりの裁量に任される仕事の幅が広いといいます。
「ウチはスープの仕込みからチャーシューの煮込みまですべて手作り。野菜を炒めるのも火加減や時間で味が変わります。難しいことは難しいですし、正直なところ今でも手探り。だけど、そこが面白いんですよね」
藤原さんが転職した当初は、折しも店舗を新たに展開する時期。1カ月くらいかけて先輩から調理や店舗のオペレーションを教えてもらうや、瞬く間に店長デビューすることになったそうです。
「そのスピード感も自分にとっては刺激になりました」

お客様と自由に
会話を楽しむのも大切。

らーめん巌窟王は味もさることながら、それ以上に大切にしているのが接客。スタッフに会いに来てくれるファンを増やすことも重要なミッションと打ち立て、明るく心地良い雰囲気作りにも力を入れています。
「常連さんと世間話を交わすことは日常茶飯事。もともと人見知りなタイプだったんですが、今ではお客様との会話が楽しみなくらいです。この飲食店の醍醐味を感じてもらうためにも、アルバイトスタッフのモチベーションを上げるのが僕の役割でもあります」
調理にも接客にも縛られるようなマニュアルがなく、自分の考えをお店の色として反映しやすいと笑う藤原さん。ところで、転職の理由の一つにもなった労働時間や待遇はどうなのでしょう?
「劇的に勤務時間が減ったとまではいきませんが、給与や休日とのバランスはかなり向上しました。何よりチェーン店でありながら、メニュー開発にまで携われる自由度の高さに大満足。つい最近も、冷やし担々麺をタレから手がけ、新メニューとして提供しました。手応えのある毎日ってこういうことだと思います!」

藤原さんの仕事履歴

22歳/大学卒業後、在学中からのアルバイト先に勤務。
23歳/札幌のチェーン系ラーメン店に就職。
24歳/らーめん巌窟王に転職。【TURNING POINT!】
24歳/『らーめん G麺24』店長に昇格。
28歳/『らーめん巌窟王 すすきの店』 店長に昇格。

社長からのメッセージ

藤原くんと出会ったのは二号店を出すタイミング。実は入社が内定していた人材が急きょNGとなり、途方に暮れていたところで運良く話す機会を得られました。彼は仕事へのモチベーションが高く、勉強家で何より人柄が二重マル。今後は部下への指導力をさらに磨いてもらった上で、人材管理や新メニュー開発といったマネージャー的な役割を担ってほしいですね。
代表取締役/髙瀬三巌さん

らーめん巌窟王 すすきの店

札幌市中央区南7条西3丁目2-4 セブンビル1F
TEL.011-520-5920
営業時間/21:00〜翌7:00
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