鷹觜さんはスポーツ系の専門学校を卒業後、ボウリング場のアルバイトから職歴をスタート。受付業務やリーグ戦の管理、店舗の運営に携わっていました。
「若かったこともあり、恥ずかしながら、雇用形態や将来については全く考えていませんでした。興味の赴くまま働いた感じです(笑)」
ボウリング場に勤務してから約5年、鷹觜さんは奥様とゴールイン。結婚をきっかけに正社員への転職を考えます。
「でも、当時は転職情勢が厳しくて、なかなか就職先が見つからず…。まずは時給の高いアミューズメント施設のアルバイトで当座をしのぐことにしました」
ホール担当として接客することは楽しかったそうですが、一方では、マニュアルに沿い、声を掛けられた時のみのお客様対応には堅苦しさも覚えたといいます。
「次のステップを考えていた1年ほど前、たまたま足を運んだのが近所の焼肉徳寿。スタッフやお店の雰囲気が明るく、楽しい接客に好感を抱きました。今までに経験したことがなかった飲食の世界も面白いのでは…そう思った瞬間です」
折しも、偶然開いたジョブキタには焼肉徳寿の求人情報が掲載されていたそう。鷹觜さんは迷わずに転職を決めました。