目指しているのは、世界とつながる不動産会社です。【株式会社タフト】
2023年1月23日 公開
売買仲介から物件管理、海外投資家へのサポートまで、幅広い不動産ビジネスを展開している株式会社タフト。「根拠があり、ロジカルで真っすぐなサービス」を目指しているという酒井和之代表にお話を伺いました。
第2創業期と位置付け、本業を強化
株式会社タフトの始まりは北大近くの賃貸仲介店。不動産事業の傍らカフェや英会話教室など多彩なビジネスを展開し、度々注目を集めました。2023年には設立から14年目に突入。これからを第2創業期と位置付け、改めて不動産事業の強化に取り組んでいます。
「このごろ、特に力を入れているのが、海外の不動産投資家に向けたサポートです。日本の不動産は管理の品質に定評があり、建物の維持や金銭の取り扱いに対するリテラシーが高いという特徴があります。もともと北海道は外国人の方々から人気ですし、今は円安で投資環境としても良好です。当社は英語が堪能なスタッフも多いので、北海道と世界をつなぐ橋渡し役になれればと考えています」
「このごろ、特に力を入れているのが、海外の不動産投資家に向けたサポートです。日本の不動産は管理の品質に定評があり、建物の維持や金銭の取り扱いに対するリテラシーが高いという特徴があります。もともと北海道は外国人の方々から人気ですし、今は円安で投資環境としても良好です。当社は英語が堪能なスタッフも多いので、北海道と世界をつなぐ橋渡し役になれればと考えています」
ソウゾウの先に、カイゼンがある
不動産業界で花形といえば営業職。酒井さんはその理想像を、顧客が困った時、問題に直面した時に真っ先に顔が浮かぶ「ヒーロー」だと説明します。
「お客様がこうしたいと言われることが、結果的にお客様のメリットにならない、そういうことは不動産業界に限らず少なくありません。言われた通りにやるのは簡単ですが、お客様の不利益になるのでは本末転倒です。お客様にとって何がベストかを、お客様以上に考えるのが、営業としてあるべき姿だと思っています」
どんな時にも頼りになり、安心して助けを求められる存在でいたい。そうした思いが〝ヒーロー〟という言葉に込められているのだそう。
「当社は不動産会社ですが、不動産だけの会社ではありません。お客様の立場を想像し、創造性を発揮して解決策を提案する、『ソウゾウとカイゼンで世界を幸せにする』ことが私たちのミッションだと考えているんです」
「お客様がこうしたいと言われることが、結果的にお客様のメリットにならない、そういうことは不動産業界に限らず少なくありません。言われた通りにやるのは簡単ですが、お客様の不利益になるのでは本末転倒です。お客様にとって何がベストかを、お客様以上に考えるのが、営業としてあるべき姿だと思っています」
どんな時にも頼りになり、安心して助けを求められる存在でいたい。そうした思いが〝ヒーロー〟という言葉に込められているのだそう。
「当社は不動産会社ですが、不動産だけの会社ではありません。お客様の立場を想像し、創造性を発揮して解決策を提案する、『ソウゾウとカイゼンで世界を幸せにする』ことが私たちのミッションだと考えているんです」
思い切って変化できることも強み
社員が培ってきた経験やスキル、やりたいことを尊重してきたタフト。「従業員ファースト」は不変のポリシーであり、働きやすい職場づくりも会社の成長には欠かせないそう。
「以前、不動産業者が集まるセミナーで、『年間120日以上、休みがありますか?』と聞かれ、手を挙げる会社が非常に少ないことが印象的だったんです。不動産会社としては、年間100日ほど休みがあれば平均的でしょう。しかし、働く人から選ばれる会社になるには、それでは足りません。勤務体系を見直し、120日の休みを絶対に確保できるようにしました」
顧客のため、社員のために確固たる信念を持つ一方、状況に応じて変化できるのも自分の強みだという酒井さん。
「恥ずかしながらかつての自分は数字にしか興味がなく、そのせいで仲間が離れていくことも経験しました。しかし、会社という組織は私一人がどれだけ頑張っても限界があり、たくさんのお客様を幸せにするには自分が変わるしかない。そう気付いた時、それまでの考え方も、行動もすべて変えました」
それからは優秀な人材が集まるようになり、会社の業績も右肩上がりに拡大。ここぞというタイミングで思い切った変革を行う柔軟性も同社ならではです。
「以前、不動産業者が集まるセミナーで、『年間120日以上、休みがありますか?』と聞かれ、手を挙げる会社が非常に少ないことが印象的だったんです。不動産会社としては、年間100日ほど休みがあれば平均的でしょう。しかし、働く人から選ばれる会社になるには、それでは足りません。勤務体系を見直し、120日の休みを絶対に確保できるようにしました」
顧客のため、社員のために確固たる信念を持つ一方、状況に応じて変化できるのも自分の強みだという酒井さん。
「恥ずかしながらかつての自分は数字にしか興味がなく、そのせいで仲間が離れていくことも経験しました。しかし、会社という組織は私一人がどれだけ頑張っても限界があり、たくさんのお客様を幸せにするには自分が変わるしかない。そう気付いた時、それまでの考え方も、行動もすべて変えました」
それからは優秀な人材が集まるようになり、会社の業績も右肩上がりに拡大。ここぞというタイミングで思い切った変革を行う柔軟性も同社ならではです。
仕事にはワクワクできる「楽しさ」が不可欠
北海道の魅力を国内外に発信することを目指す同社は、現在、岩見沢市に新拠点の開設を計画しています。
「5年程前に岩見沢とのご縁をいただき、不動産を活用した地域活性化の取り組みを開始しました。地域の方々とのコミュニケーションを重ねるうちに、本当の仲間になってより踏み込んだ活動をしたいという思いが募り、私たちの覚悟を示すという意味も込めて、支店開設を決意しました。この取り組みが成功すれば、この先、道内どの街でも同じようにビジネスを展開でき、当社の事業も更に拡大すると考えています」
仕事は人生の一部であるからこそ、そこにはワクワクするような楽しさも欠かせないという酒井さん。同社の飛躍は不動産業界の枠を超えて注目を集めそうです。
「5年程前に岩見沢とのご縁をいただき、不動産を活用した地域活性化の取り組みを開始しました。地域の方々とのコミュニケーションを重ねるうちに、本当の仲間になってより踏み込んだ活動をしたいという思いが募り、私たちの覚悟を示すという意味も込めて、支店開設を決意しました。この取り組みが成功すれば、この先、道内どの街でも同じようにビジネスを展開でき、当社の事業も更に拡大すると考えています」
仕事は人生の一部であるからこそ、そこにはワクワクするような楽しさも欠かせないという酒井さん。同社の飛躍は不動産業界の枠を超えて注目を集めそうです。
株式会社タフト
札幌を中心に、賃貸仲介から海外投資家の支援まで幅広い不動産事業を展開。法律と倫理観を遵守しながらも業界内の常識にとらわれずに柔軟な提案を行う。
北海道ビジネスニュース
最新記事5件
81歳が新設した、出会いと憩いの卓球場「ピンポンコロシアム」
2025年3月24日 公開
81歳で事業を立ち上げた代表の上田浩さんに、立ち上げに懸けた思いや、今後の展望を伺いました。
出版を通して、経営に悩む北海道企業の課題解決に挑戦する。【株式会社エムジー・コーポレーション】
2025年3月10日 公開
代表の後藤章仁さんに、後継後の取り組みや今後の展望などを伺いました。
買い物も遊び場もひとつに。現役ママが立ち上げた理想の育児の場「Acoco」
2025年2月10日 公開
代表の古川遥さんに、お店を立ち上げた経緯や、開店後のさまざまな変化、今後の展望を伺いました。
目指すは南区の地域活性化。不動産業を通して、学生や高齢者をサポート。【株式会社アクト】
2025年1月20日 公開
株式会社アクト代表の河村直樹さんに、企業の経緯や今後の展望を伺いました。
鍛え上げたのは筋肉とプロ意識。〝マッチョ介護士〟で、介護福祉業界に革命を。【NOIE SAPPORO(ノイエ札幌)】
2024年11月18日 公開
執行役員・営業本部長の西松伸悟さんと、「マッチョ介護士」を目指して奮闘中の鈴木拓己さんにお話を伺いました。