BOUROU LAKE TOYA 野口観光マネジメント株式会社

洞爺湖畔の温泉ホテルとして長く親しまれている洞爺湖畔亭。この冬、全面リニューアルを予定しており、新たに訪日外国人向けホテルとして誕生するのがBOUROU LAKE TOYAです。客室は20室のみ。コンパクトかつラグジュアリーな空間で、道外、海外のハイクラスなお客様をお出迎えしたいと考えています。

客室数の少ないホテルで働く醍醐味は、一組一組のお客様に丁寧に向き合い、しっかり寄り添ったおもてなしを提供できること。お客様の感動につながるサービスができた時には、あなた自身も大きな感動に包まれるはずです。
コンパクトなホテルでは部署の垣根も低くなります。フロントが料理を運んだり、サービススタッフがチェックインを担ったりすることがあるかもしれません。大型ホテルとは一味違う、チームでもてなす楽しさを、このホテルで感じてもらえたら嬉しく思います。

洞爺湖エリアは道内リゾートの中では都市に近く、札幌へ出かけるのもそれほど時間はかかりません。冬も比較的温暖で、札幌より雪が少ないと感じることも多いです。
この地で新しいチャレンジをしたいという方との出会いに期待しています。

今回のオープニングスタッフ募集では、これまで宿泊業やサービス業で活躍してきた方々を積極的に採用していきたいと考えています。「業界経験はあるけれど、ハイクラスホテルは初めて」という方もいらっしゃるかと思いますが、研修などのサポート体制には自信を持っており、心配は無用です。

まず当社では中途採用でも入社式を行い、必ず「入社時研修」を実施しています。「OJTで見よう見まねで覚える」ではなく、専任講師が「何が足りないか」「どこを伸ばすべきか」を見極め、必要なスキルの習得を支援。中途入社でも「同期」の仲間ができるため、心強さも感じられるはずです。開業前にはオープニングスタッフを集めた合同研修も予定しており、それまでは当社グループホテルで勤務してもらうことも可能です。

野口観光には、社員のひらめきやアイデアを尊重する風土があり、「こんなことをやってみたい」という声が頭ごなしに否定されることがありません。「私の提案書」という制度では、現場の意見を直接、社長に届けることもできます。
自分らしさを活かしてお客様をもてなす。そんなやりがいをぜひ当社で感じてほしいと思っています。

洞爺湖周辺は、料理人にとって魅力が多いエリアです。湖があり、山があり、海も近い。私は前職で勤めていた星付きレストラン時代からこの地を巡っていますが、魚も、野菜も、札幌とは比べ物にならないくらい新鮮なものを手に入れることができます。素材がよければ、見せかけの飾りも派手な演出も不要。嘘もごまかしもない、食材そのものを生かした料理で、お客様に喜んで頂くことができます。

「この野菜が育つのはどのような土地か」「牛を育てる酪農家はどんな工夫をしているか」。食材についての知識を深めていけるのもこうした環境だからこそ。私は自ら山で山菜を取りますし、小さな畑で野菜も育てます。シカを追って猟もします。厨房にいるだけでは得られない経験が、料理人としての幅を広げてくれます。

BOUROU LAKE TOYAは1日20組の限られたお客様をお迎えするホテルです。スタッフも少数精鋭となるので、ホテルというより一軒の大きなレストランで働く感覚が近いかもしれません。時には料理以外の仕事に携わることがあるかもしれませんが、だからこそお客様をより近くで感じ、心からもてなす楽しさを感じられると思っています。