2019/01/07[mon] update

キャリアアドバイザーに聞いた【面接官の心に〝響く〟自己PRとは?】

「自己弁護や自慢をしているようで苦手」「そもそも何をアピールすればよいのかわからない」
簡単そうで難しいのが面接での自己PR。面接官の心に響く内容ってどんなものでしょう?

自己PRの3つの視点。

性格、資格、経験や能力…。さまざまな要素がランダムに浮かぶ自己PRですが、大別すると3つに分類することができます。

◎人的な資産
一般的な教養のほか「明るく快活」「チームプレーが得意」などの性格的資産のこと。
◎技術的なスキル
専門分野の技能や知識、語学力やスピーディーな処理能力などの後天的なスキルのこと。
◎価値観の共有力
社風や職場の雰囲気や連帯感、さらに企業の理念やゴール(目標)を共有できる柔軟な能力や姿勢のこと。

各視点からのひも付けを。

3つの視点で自分を見つめ直した時、あなたにはどんなアピールポイントがあるでしょう。例えば「明るさ(人的資産)」と「多彩なPC資格(技術的スキル)」だとした場合、それをストレートに伝えても面接官の心にはさほど響きません。ここで大切になるのがひも付け。その性格や能力を象徴するエピソードやそこから得られた成果の例などを加えることで、より心に響く「自己PR」に仕上げていくのです。
明るさ→「物怖じしない明朗快活な性格で新規取引を多数獲得した」
PC資格→「資格取得数が評価され、新人研修マネージャーに抜擢された」などが表現の好例です。

より重要視される価値観の共有力。

近年面接官が特に気にかけているのが「価値観の共有力」。現段階の性格や能力だけではなく、「当社に馴染める人材か、社員たちと協調しあえる柔軟性があるか、この環境の中で成長していく素養を持っているか」という、今後の対応力も注目されています。
人的資産や技術的スキルのひも付けだけでは自己PRが物足りないと感じたなら、この「共有力」をアピールするのも一策。「一丸となって事案に取り組む御社の職場の雰囲気が、自分の気質に非常に合っている」「地元に貢献したいという私の思いと、地域貢献という御社のスローガンとの共鳴を感じている」などの表現が効果的です。

アドバイスしてくれた方

キャリアコンサルタント/村本麗子 氏
ビジネスマンスクール東京・札幌の上席講師として年150回以上の授業に登壇。公共団体や企業への研修の提供や、企業、経営者、起業家へのコンサルティングや講演など、活動は多岐にわたる。脳科学理論をベースとしたコーチングでは、北海道における第一人者。株式会社ヒト・ラボ 代表取締役。
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