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就活生のココを見ている採用担当者の本音(PR) 「ありのまま」に勝る面接術はないと思います。【株式会社FDSホールディングス】

2022年3月21日 公開

菓子製造、アミューズメント、介護という全く異なった企業を統括するFDSホールディングス。その人事戦略担当として、年間100名に及ぶ就活生との面接に取り組んでいるのが、同社次長の伊藤昌彦さん。その多彩な経験を通じて養われた「採用者の視点」をお話しいただきました。

「これまで」より「これから」に自信を持ち、胸を張りましょう。

新型コロナの影響が大きいのでしょう。一昨年辺りから、新しい友達や先輩と出会えず、十分なアルバイト経験も積めなかった新卒さんがとても多い気がします。採用担当としてはもちろん、子どもを持つ親としても、心底同情してしまいます。
面接のアドバイスとして、私はまず胸を張ることを勧めます。最近の新卒さんは、表情が暗かったり、肩が落ちている人がとても多い。初めての就活なので気持ちはよく分かりますが、それがマイナスの印象になってはもったいないと思います。
これまでばかり考えず、これからの自分に自信を持てばいい。経験不足はこれから補えばいいんです。面接の経験を重ねて慣れていくのも手でしょう。前向きさを自信に変え、頑張る気持ちを奮い立たせて、グイと胸を張ってみることから始めましょう。

無理や背伸びはしない。ありのままの自分のアンテナを大切に。

「とにかく内定がほしい」「どんな仕事でもいいからまず内定をもらって一息つきたい」
これも最近よく見受けられる新卒の傾向です。まるで一つの内定が、苦しい就活から救ってくれるかのよう。そんなことは幻です。
無理をして入った会社や自分を偽って始めた仕事は、結局自分を苦しめます。背伸びに耐えられなくなれば挫折し、ほどなく退職してしまうでしょう。企業側にしてもムダな教育や経費をかけたことになるなど、双方にとってよいことではありません。
就活はありのままの自分を大切にしましょう。苦手な業界より好きになれそうな業界がいい。興味がない仕事より関心が湧いた仕事の方が絶対いい。やってみたい仕事、一緒に働きたい先輩、好きな製品やサービス…どんなことでも構わない、まずは“ありのままの自分のアンテナに響いた”企業や職場を目指すことをオススメします。

貴重な経験、大切な財産…。学生時代の総括を言えるようにしておこう。

私が必ずする質問は「学生時代を総括してください」というもの。サークルのこと、バイトのこと、友人のこと、とにかくなんでもいい。その人ならではの大切な経験や現在の財産になっていることを話していただきます。
尋ねる理由は、就活生の人柄を探れるから。志望動機や自己アピールはマニュアル通りの受け答えでも、さすがに学生生活は一人ひとりが全く違うはず。スポーツに全力を傾けた話、バイト代で旅行した話、SNSを駆使して海外の友人を作った話…そんな話の中に、その人の素の表情やピュアな感情や人柄を探ろうとするわけです。面接官だって気の合う相手と仕事をしたいというのが本音なのです。
どの面接官も必ずするわけではないけれど、あなたの“人となり”を、無理なく自然に伝えられるのが学生時代の総括。ついついマニュアルに頼ってしまう、自分らしさをうまく伝えられない、そんな傾向のある方は「総括できる自分」を用意してしておくのも効果的です。

株式会社FDSホールディングス

北海道札幌市中央区北4条西13丁目1番地2 RICH植物園BLDG. 3F
TEL.011-616-0808
https://www.fds-hd.co.jp/
アミューズメント、菓子製造、介護という3つの業態を有する企業を統括。今後はITや不動産、飲食などの新たな事業展開を計画する注目の企業。

就活生のココを見ている採用担当者の本音(PR)

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