私たちのスローガンは「Think Globally, Act Locally(世界の技術を地域で実践)」。酪農の先進技術を持つ欧米メーカーから輸入した機器・資材を、北海道の寒冷地仕様や酪農家さんのニーズに応える形にして届けています。
「先進技術で面白いものづくりをする会社」の最たる例がバイオガスプラント。ごくごく簡単に説明すると、牛のふん尿を発酵させ、バイオガスから電気を生み出す施設です。酪農家さんはその電気を売ったり、ご自身の農場のエネルギーに使ったりすることができる上、処理されたふん尿は堆肥や敷料(牛のベッド)にも活用でき、その牧草をまた牛が食べて電気にする…という循環が生まれます。
こうした施設の設計も、施工も、パーツづくりも、動力のシステムも、メンテナンスも、ワンストップで手がけられるのが当社の強み。新卒さんにとってみると学んだことを生かせる場が必ずあるのです。
バイオガスプラントやアイスシェルターなど、ユニークで先進的な技術に関われるのが魅力です。
採用担当/佐藤 文哉
当社は創業100年を超える老舗です。牛の哺乳器や給水器といったロングヒット製品が未だに売れ続けている一方、「Think Globally, Act Locally(世界の技術を地域で実践)」のスピリットでバイオガスプラントを筆頭とする先進技術を取り入れ、道内各地の酪農家さんのニーズに応えています。
私たちは施設・機器の設計から施工、メンテナンスまで自社スタッフが手がけているのが特徴。売ったら売りっぱなしではないスタンスがお客様の信頼につながっています。当然ながら社内にはさまざまな部門・職種があるため、機械を学んだ方も、情報系の方も、土木が専攻の方も適材適所の配置が可能。もちろん、学部を問いません。ゼロから工場作業などで基礎を積み上げた後、各部門で活躍している方もたくさんいます。
ここ最近、当社は若い世代が増え、20〜30代が社員の2/3を占めています。バイオガスプラントしかり、冬の寒さをエネルギーとして製氷を行うアイスシェルターしかり、ユニークな技術に惹かれている方が多い印象です。どのような部門であっても、先端のテクノロジーに関われるのが当社の大きな魅力でしょう。
先端技術に関わりながら、北海道の酪農を支える手応えが得られるのも魅力です。
システム担当/吉田 永穀(入社6年目)
室蘭工業大学の情報系学科に通い、就活ではSEに絞って企業選びを進めました。僕は帯広出身。地元で働ける企業を探していたところ、バイオガスプラントのシステム構築に携われる土谷特殊農機具製作所と出会いました。
入社から1年は、バイオガスプラントがどう施工されるのか知るために、現場で建設工程を学ぶ日々。合間合間にプログラミングの講習も会社の費用負担で受けさせてもらいました。2年目からは先輩と一緒に実務を進め、原料を発酵槽に送る仕組みや発酵室の温度を保つ装置の制御システムを構築。今は基本的に一人立ちし、分からないことは先輩にサポートしてもらっています。
バイオガスプラントはさまざまな部門が連携し、僕も酪農家さんの要望を聞きながらニーズに合った提案をすることもあります。例えば、最近はふん尿の投入量や温度などをブラウザ上で可視化できる仕組みを作りました。先端の技術で北海道の酪農を支える手応えも得られます。
また、上層部との距離も近く、提案が形になりやすいのも魅力。今後は手がけたバイオガスプラントの制御を一括管理できるシステムを作りたいと上司ともよく話しています。
酪農家さんはおおらかでやさしい方ばかり。ストレスなくのびのびと働ける環境です!
メンテナンス担当/古川 翼(入社4カ月)
帯広出身で札幌の大学に進学しました。僕は体を使って働くのが好きなので、鉄道の線路を保守する会社に就職。ただ、日勤もあれば夜勤もある不規則な働き方だったので、家族との時間が取りにくく…。20代後半になって地元への愛着も強まり、帯広で家を建てたいと考えていたので、Uターン転職を決意しました。
僕はスマホのバッテリーを自分で交換するなど、ものづくりも好きなタイプ。土谷特殊農機具製作所の求人情報で機械や設備のメンテナンスができると知り、入社することを決めました。最初は先輩と一緒に現場を周り、今はできる作業を少しずつ任されているところ。主に給水器の修理や製品の納品に携わっています。
酪農家さんはおおらかでやさしい方が多く、スケジュールの組み立ても自分でできるのでのびのび働けます。会社には年齢の近い先輩もたくさんいるので、気軽にコミュニケーションがとれる雰囲気。一方で、環境に配慮したバイオガスプラントなども手がけているので、「スゴい会社で働いている」と実感が湧きます。
今は残業もほぼないので、家族と過ごす時間も増え、大満足の転職になりました。