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北海道就活トーク・就活ノウハウ編 いつから始める?まだ間に合う?北海道の就活

2025年3月1日 公開

早く始めるに越したことはないけれど…。

カツネ:就活って本来はやっぱり早く始めた方がいいんですよね…?
ミサキ:そうですね。企業によっては他企業に比べて早くエントリーを締め切るところもあるし、エントリー前のプレエントリーを実施しているところもあります。一般的には見学や体験を目的にしているインターンシップを選考段階として見ている企業もあるので、早めに就活を始めておくとまず安心です。
カツネ:でもそういうのって大企業の話じゃないんですか? 周りで早めに就活を始めている人も、優秀で意識の高い、有名企業を目指している人っていう感じがします。私とは違うような…。
ミサキ:早く始めることは、どんな就活生にとってもメリットがありますよ。自己理解、仕事理解、面接対策それぞれに時間をかけてじっくり取り組むことができます。就活イベントに足を運ぶ回数も増えて、志望企業の人と話すチャンスが増えたり、同じ面接セミナーを納得のいくまで受けて、自信をつけてから本番に挑むなんてことも可能になったりするんですよ。
カツネ:私みたいに不安だらけの就活生こそ、早めに始めて、苦手なことを克服するために時間を割いた方が良いのかもしれませんね。よく考えたら当たり前のことなのに、就活を始めるのが怖くて、なんとなく先延ばしにしたくなっちゃったんです…。
ミサキ:悩んだり迷ったりして出遅れても、くよくよすることはありません。早く始めるに越したことはありませんが、これからだって充分間に合います。
カツネ:はい! さっそく今日からできることを始めてみようと思います!

夏採用・秋採用・通年採用。出遅れたってチャンスはまだある!

カツネ:ミサキさん、夏採用・秋採用ってなんですか?
ミサキ: 簡単に言えば、7月頃、9・10月頃から行われる採用活動のこと。中小企業が99.8%を占める北海道では人材の確保に苦労している企業も多いため、一般的な採用シーズンといわれている春だけではなく、夏や秋にも募集をかけることがあるんです。
※春採用・夏採用・秋採用・通年採用を示す図
カツネ:そうなんですね。あれ? 夏採用や秋採用って、春採用よりも期間が短いんですね。
ミサキ:ステップが少なく、想像以上に早く結果が出るというのは春採用にないメリットかもしれませんね。
カツネ:そもそも昨今は売り手市場と言われていて、学生の人数よりも求人数の方が多いんですよね。そう考えると、企業が年に何度も採用活動をしたくなる理由もわかります。
ミサキ:そうですね。人材不足解消のためだけではなく、デジタル化・グローバル化などに対応していくために、若くて柔軟な新卒社員を採用したいと考えている企業が増えています。『1年という時間をじっくりかけて一人でも多くの学生さんと出会ってまずは話をしたい』という理由から通年採用を取り入れている企業も、北海道では多くなってきているんですよ。
カツネ:じゃあ例え就活を始めるのが遅れたとしても、まだまだチャンスはあるということですね! 万が一不採用が続いたとしても、卒業ギリギリまで諦めずに頑張ります!
ミサキ:応援しています! 例年、『ジョブキタ就活』のサイトでは、3月のぎりぎりまで多くの企業が採用活動を続けていますよ。
カツネ:そうなんですね! 安心しました!